かみすきパークとは?

子供も大人も楽しめる、地域文化の総合テーマパーク!

「道の駅 にしじま和紙の里 かみすきパーク」は、
山梨県身延町の西嶋地区にある、地域文化を楽しむ総合テーマパークです。

施設は、4つのエリアで構成されています。

①和紙の魅力を体感する「かみすき館」

伝統工芸に触れる和紙漉き体験スペース、紙にまつわる体験型展示などがあり、楽しみながら和紙好き文化を学べます。
書道体験もできるコーナーや、和紙を中心にギフト・お土産などの特産品を揃えたショップもあります。

②地域の文化が交流する「ふれあい館」

キッズスペースや授乳室などがある、ゆったり過ごせるロビー空間があります。
また、交流スペースでは定期的に交流イベントや企画展示などの催しを開催しています。

③山梨の風土を味わう「たべもの館」

山梨の郷土料理や、地域の食材を使った風土を味わうメニューを提供するレストラン・カフェがあり、身延町ブランド品のあけぼの大豆など、地域で採れた旬の農産物が集まる直売所を併設しています。

④外で思いっきり遊ぶ「みんなの広場」

円形の通路に囲まれた芝生のスペースは、さまざまな用途で使える共有の広場です。また、敷地奥には遊具コーナーもあり、お子様も身体を動かして遊んでいただけます。

身延町ってどんなところ?

山梨県の南側に位置する身延町は、まちの中央に日本三大急流のひとつ「富士川」が流れており、その両側には急峻(きゅうしゅん)な山岳が連なっています。
そのため、四季折々の美しい自然の景観を望むことができるだけでなく、長く根付いた文化や産業などが残されており、人が自然と調和して生きるよろこびを体感できる場所です。

身延町の南部には、日蓮宗総本山身延山久遠寺があり、日本の伝統も色濃く残っています。
東部には富士五湖のひとつである「本栖湖」や、1300年の歴史をつなぐ癒しの名湯「下部温泉」があります。
北部にあるのが、450年以上の歴史をもつ伝統工芸「西嶋和紙」です。

西嶋の「和紙漉き」

西嶋は、書道用紙の産地として伝統的な手漉き和紙や書道用紙をつくる和紙工房さんが今でもいくつか点在しています。
1571年戦国時代に望月清兵衛(せいべえ)という武士が和紙の製法を学び、その技術をふるさとの西嶋に持ち帰ったことがはじまり。
その和紙の特徴は、三椏(みつまた)という植物を主原料に使った光沢のあるつややかな紙で、これを当時の国主・武田信玄に献上したところ、とても喜び、清兵衛は紙の役人に任命されたのだそうです。そこから、西嶋を中心に和紙づくりが盛んになっていきました。

身延町西嶋の周辺には、雨畑硯(あめはたすずり)の産地である早川町、障子和紙の産地である市川三郷町、印鑑の産地である六郷など、日本の伝統産業が残るとても貴重なエリアなのです。

子供も大人も、楽しく遊んで教養を育む

かみすきパークは、地域の伝統文化である和紙漉きや書道などが体験できるだけでなく、地域のおいしいものや、楽しいスポット、楽しい遊びイベントの企画など、さまざまな情報発信も行っています。
自分が夢中になれるものとの出会いや、日本の伝統を知る機会、未来をつくる創造力を養う遊びをここで楽しんでいただけたらと思っています。